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はい、相談が苦手な方はとても多い印象です。いろいろな企業の方からお話を聴いていると、
「ここで上司に相談していれば、体調を崩さずに済んだかもしれない」
「ここで家族に話していたら、今の状況は変わっていたかもしれない」
「もう少しカウンセラーに早く相談してくれていれば」
と感じる場面が多くあります。
他者への相談は、多くの人が難しいと感じているお悩みのひとつといえるでしょう。
一概にいうのは難しいですが、たとえば
「人に迷惑をかけてはいけない」
「自分で何とかしたい」
「自分一人でできるはず」
「忙しい人の時間を奪うのは申し訳ない」
といった気持ちが先に立ったり、
「自分で調べろと突き放されるのではないか」
「能力がないと思われるのではないか」
などと不安な気持ちになり、相談したいのにひとりで抱え込んでしまうケースが多いように思います。
なにもかも相談していたのでは相手にも嫌がられてしまいます。しかし「これは相談した方が良い」というときには、きちんと相談できることが大切です。
そのためには、問題が起こったときに、誰かに相談すべきか否かを判断力も必要になります。
職場においてはまず、仕事がスムーズに進むかどうかが重要です。順調に進んでいれば、無理に相談する必要はないかもしれません。
一方で、仕事がスムーズに進まないときや自分で調べたり考えたりしてもうまくいかないとき、あるいは時間のロスが発生する、一人で対応するのが難しいといった状況であれば、誰かに相談するというアクションが必要になってくるでしょう。